抗生物質は適切な症状、タイミングで使用する事で最大限の効果を発揮します。

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百日咳は風邪ではありません

百日咳は、こどもが受ける3種混合ワクチンとして、知っている人も多いでしょう。
百日咳にかかると、発症当初は普通の風邪と同じ症状のため、感染に気付かない人がほとんどです。
そのため、感染していると気づかず、集団感染につながってしまうケースもあります。
また、初期の段階では病院でも診断が難しいとされています。
しかし、百日咳は風邪ではありませんので、発症して1週間後ぐらいから、徐々に夜の咳が多くなり、ひどく咳き込んで呼吸が困難になる人もでてきます。
発熱はほとんどありません。

百日咳は、こどもの頃に予防接種を受けていても、予防接種の効果が切れてしまうため、大人でもかかる可能性が高い病気です。
最近では10代、20代の感染も多く報告され、大学を含めて学校閉鎖も相次いでいます。

治療法としては、マクロライド系の抗生物質を2週間ほど使用します。
これと併用して咳止めの薬も処方されます。
抗生物質は早期に服用しなければあまり効かないと言われていますので、夜の咳が徐々にひどくなる場合は、すぐに医師の診断を受けた方がよいでしょう。
また、他者への感染を防ぐためにも常にマスクを着用し、石鹸でよく手を洗うなど、集団感染を誘発しないようにする注意が必要です。